広告 NURSE 精神看護師

精神科看護師の役割は7つ【身体ケアは今のうちマスターせよ!!】

「精神科看護師の役割を知りたい。
精神科で働いてみたいと思ってるけど、精神科看護師になる前にやっておく
べきこともあれば教えて欲しいな」

こういった疑問にお答えします。

  本記事の内容

こんにちはオッシーといいます。
いつもブログお読みいただきありがとうございます(ペコリ😌)

精神科に行ったらどんなことするかイメージがわかないですよね。

先に結論から言うと、精神科看護師の役割はこちらです。

  • 心のケア
  • 精神のアセスメント
  • セルフケア援助
  • 与薬・服薬の指導
  • 身体管理
  • 家族の心理サポート
  • PSW・OTと連携

後半では精神科看護師になる前に今やっておくべきことを2つご紹介しますね。

  • この記事を書いた人

オッシー

・精神科急性期病棟で13年間看護師を経験
・関連資格5つ:保健師, 公認心理師, 精神保健福祉士, 社会福祉士, ケアマネ

  記事の信頼性

1. 精神科看護師の役割は7つあります

最初にご紹介したとおり、精神科看護師のこちらです。

  • 心のケア
  • 精神のアセスメント
  • セルフケア援助
  • 与薬・服薬の指導
  • 身体管理
  • 家族の心理サポート
  • PSW・OTと連携

役割①:心のケア

患者さんの言葉や仕草から心理状態をイメージします。
そして患者さんの抱える悩みや痛みに寄り添い、コミュニケーションを通じて精神の健康をサポートします。

コミュニケーションは言葉を使わないときもあります。
例えばそばに座って何も言わず話しを聞いたり、うなづいたりするだけのこともあります。

  「心のケア」はイメージしづらい

仲の良い友だちに悩みを聞いてもらって気持ちがスッキリしたエピソードを思い出すと、わかりやすいです。
例えば失恋とか…
あのとき、友だちが「してくれた行為」が「心のケア」と良く似ています。

役割②:精神のアセスメント

患者さんの話す内容や表情、口調、仕草から精神症状を評価(アセスメント)します。

実は、一般科の看護師が最初に混乱するのがアセスメントです。

精神科では、データ(数字)をまったく使わずアセスメントすることもあります。

例えばSOAPのOデータに「眼光鋭い」「まくし立てるような口調」といったことを書きます。
そして「幻覚妄想が再燃してる」とアセスメントします。
一般科の看護師からすると「ざっくりだな…」と思われるかもしれませんが、こういうもんなんです。

役割③:与薬・服薬指導

薬の効果や副作用を説明して服薬サポートをします。

そして与薬は最も難しい仕事です。

例えば患者さんは自分が病気だと思っていないので、当たり前に薬を拒否します。
オシゴト的な感覚で「医師から処方された薬だから」「飲まないと退院できないですよ」「飲めば病気が治りますよ」と説明しても99%飲みません。

  与薬は最大の腕の見せどころ

与薬のカギは「アナタが言うんだったら飲む…」と患者さんが思える関係性を作れるかです。

私はダメダメしたが、信頼関係がどんな患者さんとも築けるようになると、あなたは一生精神科看護師として食べていけます。

余談ですが、薬の拒否はほとんどの看護師が「めんどくせぇ…」と思います。
ところが「うおおおやべぇ!!」と興奮するクレイジーなナースもまれにいるので、精神科看護師はオモシロイ。

役割④:セルフケア援助

患者さんが自分自身のケアをできるように支援します。
例えば、髭を剃ったり新しい洋服に着替えたりするのを援助します。

  よくある間違い

精神科には認知症の患者さんも入院するので、食事、排泄、入浴の身体介助もめちゃくちゃします。

精神科看護師は一日中コミュニケーションしているイメージをもたれがちです。
しかしリアルな現実は「あぁ、身体介助で一日終わった…」なんてザラです。

役割⑤:身体管理

「精神科 = 身体管理しない」もよくある間違いです。
身体管理めっちゃします。

  精神科にも「慢性期」と「急性期」があります

例えば急性期病棟では、患者さんが自分自身を傷つけたり、他人を傷つける危険があるとき、特殊な医療器具(ベルト)を使って、身体をベッドに抑制します。

このとき鎮静薬を投与したり、点滴やバルーンカテーテル留置、モニター管理します。
もちろん身体合併症や自傷行為が起こってしまったときは救命処置もします。

一方で慢性期や回復期病棟では身体管理はそこまで多くありません。
しかし認知症の患者さん多く、セルフケア援助(身体介助)はどの病棟でもやります。

役割⑥:家族の心理サポート

患者さんが入院するとき、家族も同じくらい混乱したり不安になります。

このときに話を聞いたり、患者さんはいまどういう精神状態か、これからどのように接すればいいのかを伝えるのも役割です。

役割⑦:PSW・OTとの連携

PSWは精神保健福祉士。
OTは作業療法士のことです。

どんな福祉サービスが退院後に必要かを、PSWがイメージできるように患者さんの情報をPSWに提供します。

同じようにどんなリハが必要かOTがイメージできるように、OTに情報提供します。

  めちゃくちゃ地味な印象を受けるかもですが…

PSWやOTに限らず、医師や薬剤師との連携がガチッと噛み合うと、仕事がストレスフリーになって快適になります。

何より連携がうまくいくと、患者のさんも劇的に回復して、仕事が楽しくなります。

  • 心のケア
  • 精神のアセスメント
  • セルフケア援助
  • 与薬・服薬指導
  • 身体管理
  • 家族の心理サポート
  • PSW・OTと連携

以上が精神科看護師の役割です。

まとめると精神科看護師とは、「患者さん・家族との関係作り」「身体ケア」「多職種との連携」ともいえます。

2. 精神科看護師になる前の今のうちにやっておくべきこと2つ

こちらです。

  • 身体管理スキルの習得
  • 今の職場で仲が良い人との関係を深める

今やっておくべきこと①:身体管理スキルの習得

あなたはいま精神科でない科で仕事をされているかと思います。

ぜひ今の職場で「身体管理スキル」をマスターしておきましょう。
人に教えられるレベルまで
いけたら、もう最高です。

  精神科は「身体ケアを教えてくれる看護師」が少ない

例えば私なんかが代表例です。
正直に言うと13年精神科にいましたが身体管理はほぼできません。
「フィジカルアセスメントしろ」「心電図を読め」と言われてもわからないので、教えることもできません…

もちろん精神科には一般科から転職した看護師もいるので、教えてもらえることもあります。

しかしいま身体管理スキルを学べる環境にいるなら、習得しきってから精神科に行ったほうが絶対に困りません。

そして身体ケア教えられるレベルに達した状態で精神科にいったら、間違いなくあなたは頼りにされて慕われ人間関係でも悩まなくなります。

今やっておくべきこと②:今の職場で仲が良い人との関係を深める

いま仲の良い先輩 or 後輩スタッフとの関係をキープしましょう。
ふわふわした精神論っぽい感じで申し訳ないですが、やっぱ人間関係は大事です。

そもそも転職すると、カルチャーショックを受けてめちゃくちゃ不安になります。
精神科は独特なキャラな看護師もいるので、馴染むまで孤独を感じることもあります。

ウラの話をすると、あなたのような一般科の看護師が転職すると、精神科看護師は「身体ケアができないことをバカにされるんじゃないか…」とビクビクしてるんです。
だから精神科看護師は一般科の看護師と距離を取ることがあります。

もちろん今の職場に仲の良い人なんていないと思うかもですが、一人でもいればもう十分です。

転職するからといって、すべての人間関係をリセットする必要はありません。

ぜひ今のうち仲の良い人をご飯に誘って関係をもっと深めておきましょう。

補足:余力があれば勉強もOKです

勉強しておいた方が安心できる人は、国試で使った参考書の復習がおすすめです。
レビューブックとかまだ持ってたら最高ですね。

  参考:知っておくと精神科の仕事がラクになる知識

病態生理向精神薬精神保健福祉法
統合失調症抗精神病薬(とくに非定型)入院形態
うつ病・双極性障害抗うつ剤隔離拘束の要件
認知症気分安定薬

このあたりを抑えておくといいです。
もちろん精神科で働き始めれば、少しずつ覚えていけるのでご安心ください。

それでは今回はこれで以上です。

あなたが精神科看護師なるのを応援しています😆

最後までお読みいただきありがとうございます(ペコリ😌)

-NURSE, 精神看護師