精神科が怖いと感じてる20代看護師「精神科ってなんか怖そう…興味があるから働いてみようかなと思ってるんだけど…実際はどうなんだろう…」
こんな疑問や不安をもっていませんか?
本記事の内容です
精神科ってやっぱり怖いイメージが漂ってますよね・・・
そこで精神科看護歴13年の経験をもとに3つ解説します!!
「怖さの理由」「実際の現場」「精神科で働く前に知っておくべきポイント」
最後まで読むと、精神科のイメージが変わるかもしれませんよ!!
それではさっそく理由から見ていきましょう(`・ω・´)ゞ
1. 精神科で看護師をするのは怖いと感じる3つの理由
まずはなぜ精神科が怖いと感じるのか、いっしょに見ていきましょう。
精神科が怖いと感じる3つの理由
- メディアの偏った描写
- 一般的な思い込み
- 知識不足からの不安
怖い理由①:メディアの偏った描写
メディアはよく精神科を怖い場所として描いています。
理由は恐怖を煽ると視聴者の注目を集めやすいからですね。
ドラマや映画でも、精神科病院は暗くて怖い場所として描かれています。精神科をテーマにした映画だとレオナルド・ディカプリオの「シャッターアイランド」が有名です。
怖い理由②:一般的な思い込み
「精神科は怖い所」という思い込みを持っている人は多いです。
この理由は知識や経験がほとんどないからです。
結果として「精神科には危険な人しかいない」という偏ったイメージが作られています。
怖い理由③:知識不足からの不安
知識や情報が少ないと、不安になります。
知らないことに対する不安は、私たちの自然な反応ですね。
例えば「精神科の患者さんって、何を考えてるかわからない…」と思ったら、怖くて近寄りたくないですよね。
もちろんほかにも理由はあるかと思いますが、精神科が怖いという感情は、メディアや思い込みや知識不足による「イメージ」だと知っておきましょう。
2. 精神科のイメージと現実のギャップ【精神科看護師って本当に怖い?】
それでは3つの視点から実際の精神科を見ていきましょう。
- 一般科と精神科の違い
- 精神科の仕事内容
- 精神科看護師のつぶやき
精神科の現実①:一般科と精神科の違い
精神科は思ってるよりずっと人間味のあるケアをしています。
一般科では身体のケアが主な仕事で、精神科では心のケアがメイン。心のケアは一般的に想像される「怖い治療」とは違います。
例えば精神科では、患者さんと1対1でゆっくり話を聞いてあげたり、ストレス管理の指導などをしています。
実際に私も、職場の同僚からいじめを受けて退職に追い込まれた患者さんの話を聞いたりしていました。
精神科の現実②:実際の仕事内容
精神科看護師の仕事は、ただ薬を渡すだけではありません。
コミュニケーションによる心のケアだけでなく、食事、排泄、入浴のセルフケアの援助をすることもあります。こういうごくふつうのケアも精神科の仕事です。
もちろん大変な場面もありますので、くわしく仕事内容を知りたい方は精神科看護師の5つの役割【暴力エピソードから学べる心構え】をご覧ください。
精神科の現実③:実際に働いてる看護師のつぶやき
実際の精神科看護師は、思っているより充実しているかもしれませんよ。
もちろん実際の精神科を知るには、病院見学をしないとわかりません。しかし今の時点でも「あれ、思ってたよりも怖くないかも、、、」って感じられたのではないでしょうか。
それではもし精神科に興味が湧いたら、ぜひ最後までどうぞ。
3. 精神科看護師として働く前に知っておくべき3つのポイント
「精神科っていいかも」って思えたら、ぜひ働く前に準備をしましょう。
- 精神科医療の知識
- 自身自身のケア
- コミュニケーション
精神科の準備①:基本的な精神科医療の知識
基本的な知識を身につけておくと、不安は解消できますね。
例えば代表的な精神疾患や治療法を知っておくと現場で役に立ちます。
学ぶ方法はお好みでOKです。参考までにはじめての精神科という本をご紹介しますね。この本はタイトル通り「はじめての人」にピッタリです。過去に私も先輩からおすすめされて、現場で役立ててました。
精神科の準備②:自分自身のケア
精神科で働く前に、自分なりのリラックス方法を作っておきましょう。
精神科の仕事は感情的につらくなる場面もあるので、自分の気持ちを落ち着かせる方法が必要です。
例えば、好きな音楽を聴く、友達と話す、推し活などなど。私は仕事が終わったらランニングをしてストレス発散させてました。ぜひあなたも自分にピッタリな方法を探してみてください。
精神科の準備③:コミュニケーションのコツ
一般科でも試せるコミュニケーションテクニックも精神科で役立ちます。
基本的なコミュニケーションの技術はどの科でも共通ですよね。
例えばこのような感じです。
- 患者さんが何かを言った後、その内容を短く繰り返す:「〇〇だったんですね」
- 簡単な質問で患者さんの気持ちや考えを引き出す:「それについてどう思いましたか?」
- 簡単な言葉で肯定的なフィードバックをする:「よくがんばりましたね」
もちろん今の職場では身体ケアが大変かもしれません。しかし少しでもコミュニケーションに意識を向けられたら、それは将来の精神科の準備になります。ぜひできる範囲で試してみてください。
それでは精神科看護師になってみたいと思ったら、ぜひ前へ一歩踏み出しましょう!!
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