精神科の求人を探そうとしている20代看護師「精神科の求人を探したいな。求人の見るべきポイントはどんなとこだろう? 精神科の給料の相場ってどれくらい? 転職しても今の給料下げたくないな…」
こういった疑問をもっていませんか?
本記事の内容です
- 精神科看護師の求人で注目すべき5つのポイント
- 精神科未経験でも安心できる求人サイトと転職サイト
- 精神科の給料事情【精神科ってホントに安い?】
- 今の給料を下げずに精神科に転職する方法
- 【失敗談】精神科の求人探しでミスったエピソード
未経験から精神科に挑戦するのは勇気がいりますね。
それに求人探しに慣れていないと、どこから手をつけていいか分からなくなってしまいますね。
でも心配はいりません。13年間精神科看護師として働いてきた経験を活かし、あなたがスムーズに精神科への転職を果たせるよう、全力でサポートします。
この記事を通じて、求人探しの不安を解消して、あなたにピッタリの職場を見つけ出しましょう!!
1. 精神科看護師の求人で注目すべき5つのポイント
求人はこちらの5つの条件をチェックしましょう。
- アクセス
- 勤務形態
- 福利厚生
- 施設特性
- 人間関係
求人のポイント①:アクセス
まずは通勤がストレスにならない場所を選びましょう。
通勤が長いと疲れてプライベートに影響が出てしまいますよね。
例えば最寄り駅から徒歩10分以内。自宅から自転車で20分くらいのように、無理なく通える範囲が良いですね。
求人ポイント②:勤務形態
正社員として働くのが一般的ですけど、他にも選択肢はあります。
今のあなたのライフスタイルに合わせて選ぶのがベストです。
例えば夜勤なしの日勤専従。勤務日数やシフトが柔軟な求人もあるので、ぜひチェックしてみましょう。
求人ポイント③:福利厚生
医療保険や雇用保険は基本だけど、ほかにもあります。
例えば寮、職員食堂、資格取得の支援制度など。福利厚生は保険や手当だけではありませんね。
求人ポイント④:施設の特性
大病院も小規模施設も、それぞれに長所と短所がありますね。
大病院は設備がいいけど、小規模施設はアットホームな雰囲気がある。
前の職員の口コミやホームページを見て、自分に合った施設の特性を理解しましょう。
求人ポイント⑤:人間関係
人間関係は重要ですね。
いくら他が良くても人間関係が悪かったら、仕事はできませんね。
過去の私もしましたが、人間関係は院内見学で雰囲気を確かめるのが鉄則ですね。
経験談
私は「徒歩5分以内」「小規模の病院」「寮あり」「職場の雰囲気」で選びました。ミスった点もありましたが、13年間続けられたのは「アクセス良好」「自分に合った施設サイズ」「人間関係が良かった」の3つが大きかったと思ってます。
ポイントが多くて大変かもしれませんが、ぜひあなたも自分が大事だと思う条件をクリアしてる求人を見つけていきましょうね。
2. 精神科未経験でも安心できる求人サイトと転職サイト
求人を探すときは、求人サイトと転職サイトの2つを使ってみましょう。
探し方の違い
- 求人サイト:自分一人で探す
- 転職サイト:プロの担当者と一緒に探す
例えば求人サイトで良い求人が見つかったら、転職サイトでその求人について相談する方法も良いアイデアだと思います。
定番の求人サイト2選
定番サイトは、ジョブメドレーとコメディカルドットコムです。
どちらもサイトがスッキリして見やすいですが、求人数はジョブメドレーの方が若干多いです。
定番の転職サイト3選
看護roo!、レバウェル看護、ナース人材バンクが評判の高いサイトです。
上記3社のような大手の定番サイトなら、サービスの質はどこも高く、どこを選んでも正解です。
あなたにとってのベストは「あなたと最も相性の良い担当者さんがいるサイト」です。
経験談
実際に私も6社登録しました(看護roo!、レバウェル看護、ナース人材バンク、マイナビ看護師、ナースではたらこ、看護師ワーカー(旧 医療ワーカー))
結果的に私は看護roo!がベストでした。担当者さんが同年代。精神科の知識がとにかく豊富。1時間も親身に話を聞いてくれたのが嬉しかった。
ぜひあなたも2, 3社試してみて、自分の相性に合った担当者さんと一緒に求人を探してみてくださいね。
3. 精神科看護師の給料事情【精神科ってホントに安い?】
まずは精神科の相場を比較してみましょう。
- 精神科病院:330万〜500万
- 一般病院:380万〜550万
- 大学病院:430万〜600万
- 外来:350万〜400万
※常勤・非管理職。地域差があります
看護roo!の「はじめての転職サポートブック」を引用
精神科は少し低いと思ったかもですが、これは残業やオンコールが少ないからです。
手当に差は出ますが、基本給はどの診療科目も同じです。
これは救命看護師さんも同じこと言ってます。
救命の給料は、私の病院に限らず、一般の診療科よりも高いと言われています。もちろん救命の基本給は、一般の診療科と変わりません。特殊手当やオンコールで差が出る感じです。
元救命看護師が語る給料事情 強調 筆者
とはいえ残業手当や夜勤手当では差がしっかり出ます。面倒かもですが、求人は比較しましょう!!
4. 今の給料を下げずに精神科に転職する方法
給料を下げずに転職するためには、交渉スキルが必要です。
多くの病院や施設は、一定の範囲内で給料を調整できます。あなたが自分のスキルや経験をうまくアピールできれば、給料を上乗せしてくれる可能性があります。
難易度はやや高いですが、交渉の手順を見ていきましょう。
手順①:相場をリサーチ
まず希望するエリアの病院や施設をリサーチ。基本給と手当の相場をチェック。
メンドクサイときは、転職サイトの担当者さんに頼みましょう。
下記は看護roo!の担当者さんに「最寄り駅〇〇近くの精神科をピックアップしてください」と言ってもらった求人です。
手順②:自分の価値を正確に伝える
あなたの経験、スキル、実績をまとめて、面接時や交渉時にしっかりとアピール。
特に一般科で習得した身体ケアのスキルは、精神科でPRポイントにできます。
手順③:柔軟な姿勢を持ちつつ、明確な希望を伝える
交渉時には柔軟な姿勢を持ちつつ、あなたの希望する給料額や条件をハッキリ伝えましょう。
「この給料であれば即決します」「これ以上の給料でなければ考え直します」といったように、具体的な数字を出して交渉すると効果的です。
奥の手:転職サイトの担当者さんに丸投げ!!
「こんな交渉なんてできない」って思ったかもしれませんね。
そんなときは必ずしも自分でやる必要はありませんよ。
実は転職サイトの担当者さんに頼めば、あなたの代わりに交渉もしてくれます。
給料を下げたくない。でも交渉はできそうにない。そんなときは一人でがんばらず、交渉経験が豊富な転職サイトの担当者さんに相談しましょう。
5. 【経験談】精神科の求人探しでミスったエピソード
最後に、私の求人探しの失敗エピソードを共有したいと思います。
失敗①:残業手当の確認を忘れた
私は精神科急性期を選んだのに、残業手当が出るかまったく確認しませんでした。
急性期は24時間救急を受け入れするので、残業をめちゃくちゃします。
実際にキャリア初期は毎日1, 2時間。多いときは月に40時間くらい残業してました。
看護師の残業代はだいたい「1500円 / 1時間」くらいなので、月に6万円も損してた計算になります。
6万円あれば沖縄旅行できる、、、
もちろん「精神科は残業が少ない」は事実ですが、それは慢性期ですよ。
急性期はバリバリ残業しますので、もし急性期を選ぶなら残業代の有無は必ずチェック!!
失敗②:夜勤手当の相場の確認を忘れた
私の職場は深夜勤手当が7000円でした(準夜手当は0円…)
転職してきた先輩ナースは「こんな劇安手当、見たことない!」ってめっちゃグチってました。
夜勤は月4回だったの合計の手当は28000円。安いですよね・・・
それでも自分が希望していた精神科救急が経験できた。人間関係に恵まれていたので13年間働くことができましたけどね。
まとめ:求人探しで失敗しないために
給料で失敗したくなければ、残業代と夜勤手当をチェック!!
転職サイトの担当者さんに「残業代が出るか調べてください!!」と質問すれば、相談にのってくれます。
遠慮せず聞きましょうね。
一手間惜しんで、月6万円とか損しちゃダメですよ!!
それでは急ぐことはありませんので、のんびり自分のペースでいきましょうね ( ◡ ‿ ◡ )