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黄リー教or青リー教←読むならどっちから?【2冊読んだ体験から答える】

2023年4月13日

「黄リー教と青リー教ってどっちからやればいいんだろう? 
自分のレベルがどっちに合ってるのかわからない。
そもそも本当にやって効果あるのかな?  2冊とも読んだ人いたら知りたいな」

こういった疑問にお答えします。

  目次:読み終わる目安3分

この記事を書いている私

黄リー教→青リー教の順番で2冊とも読み終えました

カバー外す派

それでは実体験に基づいて解説します。

結論はこちらです。

  黄リー教と青リー教どっちから?

  • 大学受験レベルの文法知識がある → 青リー教
  • (もう一度)イチから勉強したい → 黄リー教
  • どっちから始めようか迷っている → 黄リー教

  黄リー教(基本文法から学ぶ英語リーディング教本)

  青リー教(基本から英語リーディング教本)

1. 黄リー教or青リー教←読むならどっちから?【2冊読んだ体験から答える】

2冊とも読んだ体験からお伝えすると、黄リー教からがオススメです。

なぜなら黄リー教の方がわかりやすく、挫折しにくいから。
どちらも『英語を正しく読む技術』が手に入りますが、
黄リー教はこれから勉強をする人でも読めるように設計されてます。

  黄リー教と青リー教の比較

スタート難易度解説量
黄リー教中学1年レベルやさしい多い
青リー教高校レベル難しい少ない

例をあげると、黄リー教は「名詞とは何か、動詞とは何か?」といった品詞の説明から始まります。
一方で、青リー教の始まりは「準動詞と述語動詞の違い」です。

もちろん、『大学受験レベルの文法知識がある人』は青リー教からでOKです。
しかし『(もう一度)イチから勉強したい人』や『自分の文法レベルがわからない人』は、黄リー教から選べば失敗しません。

黄リー教の方が難易度がやさしいことは、こちらからも予測できます。

  黄リー教での著者の言葉

本書(注:黄リー教)を繰り返しやって、自信がついたら(完全な自信でなくても、ある程度の自信でよいです)『基本からわかる英語リーディング教本』(注:青リー教)をやってください。

基本文法から学ぶ英語リーディング教本(黄リー教) 注釈筆者

  出版社のフローチャート

以上まとめます。

  黄リー教と青リー教どっちから始める?

  • 大学受験レベルの文法知識がある → 青リー教
  • (もう一度)イチから勉強したい → 黄リー教
  • どっちから始めようか迷っている → 黄リー教

補足:
2冊やらないと効果ゼロってことは、絶対ないのでご安心ください。
(私が2冊やった理由は黄リー教にハマって青リー教もやりたくなっただけ)

2. 黄リー教と青リー教の効果は『英語が本当に正しく読めるようになる』

リー教の最大の効果は、英語が本当に正しく読めるようになる。

なぜなら、英語を正しく読む技術(品詞分解)が手に入るからです。

  リー教はこんな人に爆発的な威力を発揮します

  • 多読してるのに読めるようにならない
  • 音読してるのに読めるようにならない
  • 例文・フレーズを暗記してるのに読めない
  • イメージを使っているのに読めない
  • 単語をたくさん覚えたのに読めない

品詞分解の具体例

黄リー教の例文で説明しますね。

A child was being carried to the ambulance.
(子供が救急車に運ばれているところだった)

基本文法から学ぶ英語リーディング教本 P.134

例えば、was being carriedを品詞分解するとこうなります。

このwasは『進行形』を作るbe助動詞だ。
beingもbeの助動詞だけど、こっちは『受身』を作る。
だから意味は「運ばれているところだった」になる。

品詞分解のよくある疑問:

「そこまで細かくやる必要ある?
っていうか、ネイティブは品詞分解してなくね?」

もちろん品詞分解しなくても、英語は読めると思います。
しかし、音読、フレーズ暗記、イメージ、ネイティブメソッド(?)で、
うまく読めずに悩んでいたら、品詞分解のスキルはメリットしかありません。

なぜなら、品詞分解も英語を読めるようになる方法だからです。

英語が(少しずつ)読めるようになった実体験

例えば、私も多読・音読・フレーズ暗記と色々やりましたが、
満足に読めるまでにはなりませんでした。

しかし、黄リー教で品詞分解の技術を学んだら、
それまで苦手だったto be p.p. / being p.p. / to have p.p. / having p.p.のような複雑な形が読めるようになりました。

私には英語の実績がなく説得力はありませんが、
「今のやり方を続けて本当に英語は読めるようになるのか…」と疑問が強くなっている人は試してみる価値があるはずです。

3. 黄リー教を始める前の注意点3つ

最後に、黄リー教で失敗しないための注意点を3つお伝えしますね。

  黄リー教を始める前の注意点3つ

  • 部分読みはできない
  • 時間がとにかくかかる
  • 初版は買ってはいけない

このあたりは、知らずに買うと失敗するので書きます。

① 部分読みはできない

なぜなら黄リー教は総合文法書ではないからです。

例えば、『前置詞と副詞を見分る方法』みたい文法項目を、
辞書を引くように読む(調べる)ことはできないので注意してください。

根拠となる引用がこちらです。

英文法の細かな知識を本書で調べるのは使い方を間違えています。
英文法を調べたい人は普通の文法書を使って下さい。

基本文法から学ぶ英語リーディング教本 はじめにv

黄リー教の使い方は、1ページ目から順番に進めて『英語を正しく読む技術』を手に入れるです。

② 時間がとにかくかかる

一概には言えませんが、文法をある程度知っていた私は、
1周読み終えるのに100時間かかりました。

1日1時間やっても3か月以上かかります。
1,2か月後に試験がある人は、そんなに早く効果は出ませんのでご注意ください。

③ 初版は買ってはいけない

なぜなら初版の黄リー教は誤植が100個以上あったからです…
『基本文法から学ぶ英語リーディング教本』誤記・誤植のお詫び

すでに修正済みですが、古本はマジで危険なので注意してください。

というわけで、大変ではありますが、黄リー教を1ページ目から進めていけば、
英語を本当に正しく読める技術が手に入ります。

これで以上です。

リー教で品詞分解のスキルを手に入れたら、
英検やTOEICのスコアアップや海外旅行を楽しんでください!!

  黄リー教と青リー教の比較

スタート難易度解説量
黄リー教中学1年レベル低い多い
青リー教高校レベル高い少ない

  黄リー教と青リー教どっちから始める?

  • 大学受験レベルの文法知識がある → 青リー教
  • (もう一度)イチから勉強したい → 黄リー教
  • どっちから始めようか迷っている → 黄リー教

  黄リー教(基本文法から学ぶ英語リーディング教本)

  青リー教(基本から英語リーディング教本)

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参考 / 引用
・基本文法から学ぶ英語リーディング教本

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