「黄リー教と青リー教ってどっちからやればいいんだろう?
自分のレベルがどっちに合ってるのかわからない。
そもそも本当にやって効果あるのかな? 2冊とも読んだ人いたら知りたいな」
こういった疑問にお答えします。
目次:読み終わる目安3分
この記事を書いている私
黄リー教→青リー教の順番で2冊とも読み終えました
それでは実体験に基づいて解説します。
結論はこちらです。
黄リー教と青リー教どっちから?
黄リー教(基本文法から学ぶ英語リーディング教本)
青リー教(基本から英語リーディング教本)
1. 黄リー教or青リー教←読むならどっちから?【2冊読んだ体験から答える】
2冊とも読んだ体験からお伝えすると、黄リー教からがオススメです。
なぜなら黄リー教の方がわかりやすく、挫折しにくいから。
どちらも『英語を正しく読む技術』が手に入りますが、
黄リー教はこれから勉強をする人でも読めるように設計されてます。
黄リー教と青リー教の比較
スタート | 難易度 | 解説量 | |
---|---|---|---|
黄リー教 | 中学1年レベル | やさしい | 多い |
青リー教 | 高校レベル | 難しい | 少ない |
例をあげると、黄リー教は「名詞とは何か、動詞とは何か?」といった品詞の説明から始まります。
一方で、青リー教の始まりは「準動詞と述語動詞の違い」です。
もちろん、『大学受験レベルの文法知識がある人』は青リー教からでOKです。
しかし『(もう一度)イチから勉強したい人』や『自分の文法レベルがわからない人』は、黄リー教から選べば失敗しません。
黄リー教の方が難易度がやさしいことは、こちらからも予測できます。
黄リー教での著者の言葉
本書(注:黄リー教)を繰り返しやって、自信がついたら(完全な自信でなくても、ある程度の自信でよいです)『基本からわかる英語リーディング教本』(注:青リー教)をやってください。
基本文法から学ぶ英語リーディング教本(黄リー教) 注釈筆者
出版社のフローチャート
以上まとめます。
黄リー教と青リー教どっちから始める?
補足:
2冊やらないと効果ゼロってことは、絶対ないのでご安心ください。
(私が2冊やった理由は黄リー教にハマって青リー教もやりたくなっただけ)
2. 黄リー教と青リー教の効果は『英語が本当に正しく読めるようになる』
リー教の最大の効果は、英語が本当に正しく読めるようになる。
なぜなら、英語を正しく読む技術(品詞分解)が手に入るからです。
リー教はこんな人に爆発的な威力を発揮します
- 多読してるのに読めるようにならない
- 音読してるのに読めるようにならない
- 例文・フレーズを暗記してるのに読めない
- イメージを使っているのに読めない
- 単語をたくさん覚えたのに読めない
品詞分解の具体例
黄リー教の例文で説明しますね。
A child was being carried to the ambulance.
基本文法から学ぶ英語リーディング教本 P.134
(子供が救急車に運ばれているところだった)
例えば、was being carriedを品詞分解するとこうなります。
このwasは『進行形』を作るbe助動詞だ。
beingもbeの助動詞だけど、こっちは『受身』を作る。
だから意味は「運ばれているところだった」になる。
品詞分解のよくある疑問:
「そこまで細かくやる必要ある?
っていうか、ネイティブは品詞分解してなくね?」
もちろん品詞分解しなくても、英語は読めると思います。
しかし、音読、フレーズ暗記、イメージ、ネイティブメソッド(?)で、
うまく読めずに悩んでいたら、品詞分解のスキルはメリットしかありません。
なぜなら、品詞分解も英語を読めるようになる方法だからです。
英語が(少しずつ)読めるようになった実体験
例えば、私も多読・音読・フレーズ暗記と色々やりましたが、
満足に読めるまでにはなりませんでした。
しかし、黄リー教で品詞分解の技術を学んだら、
それまで苦手だったto be p.p. / being p.p. / to have p.p. / having p.p.のような複雑な形が読めるようになりました。
私には英語の実績がなく説得力はありませんが、
「今のやり方を続けて本当に英語は読めるようになるのか…」と疑問が強くなっている人は試してみる価値があるはずです。
3. 黄リー教を始める前の注意点3つ
最後に、黄リー教で失敗しないための注意点を3つお伝えしますね。
黄リー教を始める前の注意点3つ
- 部分読みはできない
- 時間がとにかくかかる
- 初版は買ってはいけない
このあたりは、知らずに買うと失敗するので書きます。
① 部分読みはできない
なぜなら黄リー教は総合文法書ではないからです。
例えば、『前置詞と副詞を見分る方法』みたい文法項目を、
辞書を引くように読む(調べる)ことはできないので注意してください。
根拠となる引用がこちらです。
英文法の細かな知識を本書で調べるのは使い方を間違えています。
基本文法から学ぶ英語リーディング教本 はじめにv
英文法を調べたい人は普通の文法書を使って下さい。
黄リー教の使い方は、1ページ目から順番に進めて『英語を正しく読む技術』を手に入れるです。
② 時間がとにかくかかる
一概には言えませんが、文法をある程度知っていた私は、
1周読み終えるのに100時間かかりました。
1日1時間やっても3か月以上かかります。
1,2か月後に試験がある人は、そんなに早く効果は出ませんのでご注意ください。
③ 初版は買ってはいけない
なぜなら初版の黄リー教は誤植が100個以上あったからです…
『基本文法から学ぶ英語リーディング教本』誤記・誤植のお詫び
すでに修正済みですが、古本はマジで危険なので注意してください。
というわけで、大変ではありますが、黄リー教を1ページ目から進めていけば、
英語を本当に正しく読める技術が手に入ります。
これで以上です。
リー教で品詞分解のスキルを手に入れたら、
英検やTOEICのスコアアップや海外旅行を楽しんでください!!
黄リー教と青リー教の比較
スタート | 難易度 | 解説量 | |
---|---|---|---|
黄リー教 | 中学1年レベル | 低い | 多い |
青リー教 | 高校レベル | 高い | 少ない |
黄リー教と青リー教どっちから始める?
黄リー教(基本文法から学ぶ英語リーディング教本)
青リー教(基本から英語リーディング教本)
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参考 / 引用
・基本文法から学ぶ英語リーディング教本