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【セットリスト】ボブ・ディラン「シャドウキングダム」を解説してみた

2021年7月19日

ボブ・ディランのシャドウ・キングダムをセットリスト順にまとめました。

シャドウキングダムの基本情報

・2021年7月18日 (日本は7月19日6:00)
・25ドル
・プラットフォームVeeps
・2019年以来のパーフォマンス。

注意:シャドウキングダムの音源はこの記事にありません(当たり前か・・・)

1.シャドウキングダム セットリスト

  • 1. When I Paint My Masterpiece
  • 2. Most Likely You Go Your Way and I’ll Go Mine
  • 3. Queen Jane Approximately
  • 4. I’ll Be Your Baby Tonight
  • 5. Just Like Tom Thumb’s Blues
  • 6. Tombstone Blues
  • 7. To Be Alone With You
  • 8. What Was It You Wanted
  • 9. Forever Young
  • 10. Pledging My Time
  • 11. Wicked messenger
  • 12. Watching the River Flow
  • 13. It’s All Over Now, Baby Blue

収録アルバムはこちら(ページ内スクロールします)

  Spotifyはこちら(セトリのプレイリスト作りました!)

セットリスト解説

ボブ・ディランらしくメジャー曲はなかったですね。
例えば、風に吹かれて、ライク・ア・ローリング・ストーン、見張り塔からずっと。

Shadow KingdomはThe Early songs of Bob Dylanと銘打ってます。
年代順に分けてみました。

  • 60年代:9曲(2/3/4/5/6/7/10/11/13)
  • 70年代:3曲(1/9/12)
  • 80年代:1曲(8)

こうやってみると、8.What Was It You Wantedが際立ちますね。
年代をまとめずに少しハズしてます。

とはいっても、1960年代が多い。
全体の約70%。
今のディランにとっても、1960年代の曲は特別だったとわかりますね。

シャドウキングダム 曲紹介

1. “When I Paint My Masterpiece”

一瞬でもっていかれますね。
タイムスリップしたかのよう。
古き良きアメリカ。

何も見ずに曲名わかった人はどれだけいるか。
いきなりリスナーを突き放すあたりがボブ・ディランらしい。
ディランがギター弾いているのも珍しいですね。

収録アルバム:Greatest Hits 2

2. “Most Likely You Go Your Way and I’ll Go Mine”

アップテンポ。
低音で処理されたあのリフがかっこいい。
ヤクザのボスっぽい感じがなんともいえない。
途中で指をさすポーズを決める姿がかわいい。

収録アルバム:Blonde on Blonde

3. “Queen Jane Approximately”

淀サラサラと流れるようなアレンジ。
ここでハーモニカ登場しますね。
ステージの市松タイルがアクセント。

収録アルバム:Highway 61 Revisited

4. “I’ll Be Your Baby Tonight”

シャドウキングダム 原曲崩しベストは間違いなくコレですね。
メロディ、テンポ、雰囲気が原曲とまったく違う。
原曲これですよね!!

両脇の女性のドヤ顔もなんともいえない・・・

収録アルバム:JOHN WESLEY HARDING

5. “Just Like Tom Thumb’s Blues”

海外のバーを彷彿させる。
みんなボブ・ディランに目をくれずに、ただ酒を飲み、タバコを吸うのがいい。
外国を旅している気分にさせてくれる。

収録アルバム:Highway 61 Revisited

6. “Tombstone Blues”

アップテンポな原曲をバラードっぽくしてますね。
ウッドベースの弓引きがいいですね。
この曲のこういうアレンジは初めてかも。

収録アルバム:Highway 61 Revisited

7. “To Be Alone With You”

原曲はサラサラ声ですが、ザラザラで歌うと印象が変わりますね。
このやさくれた感じが良いですね。

収録アルバム:NASHVILLE SKYLINE

8. “What Was It You Wanted”

原曲通りバラード。
原曲をぶっ壊す(I’ll Be Your Baby Tonight)、原曲のままやる、っていう両極端がディランっぽい。
1980年代はこの1曲だけなので貴重です。

収録アルバム:OH, MERCY

9. “Forever Young”

ここがハイライトですね。
80歳のディランが、息子のために作った曲をいま歌う・・・
感慨深いですね。

収録アルバム:Planet Waves

10. “Pledging My Time”

ブロンドオンブロンドの中でもこの曲をやるのがディランらしい。
(I Want You. Just Like a Womanはやらない)
お客さんがゆったり踊っているのがいい。

収録アルバム:Blonde on Blonde

11.”Wicked messenger

超マイナー曲!!
同じアルバムに収録されているAll Along the Watchtowerはやらないのもディランらしい。
ギタリストがソロになるとディランより前に出てくる演出が面白い・・・

収録アルバム:JOHN WESLEY HARDING

12. “Watching the River Flow”

ブルース。アメリカを荒野を放浪してる気分になります。
アコーディオンが良いですね。

収録アルバム:Greatest Hits 2

13 “It’s All Over Now, Baby Blue”

ブリンギング・イット・オール・バック・ホームの最後の曲ですね。
原曲と比べてスローテンポ。
もうなにもかも終わったんだよと歌ってエンディング。

収録アルバム:Bringing It All Back Home

まとめ

ボブ・ディランが元気で今も健在で安心したが率直な感想。
80歳ですからね。

音楽はちろんですけど、
モノクロの映像が良かったです。

ボブ・ディランをリアルタイムで聴ける。
この臨場感・・・音楽の喜びですね。
ありがとうボブ・ディラン!!

解説は以上です。
セットリストを思い出せたら、なによりです。
それではこのへんでバイバーイ😉

収録アルバム

1. “When I Paint My Masterpiece”
12. “Watching the River Flow”

2. “Most Likely You Go Your Way and I’ll Go Mine”
10. “Pledging My Time”

3. “Queen Jane Approximately”
5. “Just Like Tom Thumb’s Blues”
6. “Tombstone Blues”

4. “I’ll Be Your Baby Tonight”
11.”Wicked messenger”

ソニーミュージックエンタテインメント

7. “To Be Alone With You”

8. “What Was It You Wanted”

Sony /columbia

9. “Forever Young”

13. “It’s All Over Now, Baby Blue”

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