この用語のポイント
- 言い方一つでモノゴトの意味合いが変わる効果だよ
- 意味合いが変わると、人の行動も左右されるよ
- フレーミングとは、フレーム(枠組み)のことだよ
簡単に書くよ
フレーミング効果(読:フレーミングコウカ 英:Framing effect)とは
「同じ物事でも、良い風に言うと欲しくなり、悪い風に言うと避けたくなる」ってこと。
詳しく書くよ
例えば、そうですね。
〇〇君は今お腹が空いています。
コンビニへ行くと、ポテトチップスがありました。
ポテトチップスの袋を見てこう言いました。
「コンソメパンチって旨いんだよな〜」
〇〇君は、手に取ってレジへ行こうとしました。
そのとき✕✕ちゃんが、ポテトチップスの袋を見てこう言いました。
「デブになる」
・・・
〇〇君はくるっと回って、元の場所へそっともどしました。
「コンソメパンチ サイコー!!!」 → 買う
「デブ」→ 買わない
言い方で、行動が変わる
これがフレーミング効果です。
ま、当たり前といえば当たり前ですよね。
良い風に言ったら欲しくなるし、悪い風に言ったら欲しくなくなるし。
とはいえ、たった一つ言い方を変えるだけで、同じもの(ポテトチップス)でも、人の行動(買う or 買わない)は変わるのです。
一言でまとめるよ
フレーミング効果って単語が出てきたら、「言い方ひとつで、人の行動は変わるってこと」と、お考えください。
おまけ
フレーミングの「frame(フレーム)」の意味は「枠」とか「額縁」とか「枠組み」とかです。
「効果」は日本語ですね。
何となくくっつけると
枠組み効果
となります。