「精神科に向いてる人ってどんな人だろ?
自分が向いてるかのか向いてないのかハッキリさせたい」
こんにちは
公認心理師のオッシーといいます😌
さっそく答えしますね!!
本記事内容(所要時間0:03)
1. 精神科看護師に向いてるか考える前に間違えて欲しくないこと

まずは誤った情報から紹介させて下さい。
精神科の5つのよくある間違え
- 話すのが得意な人が向いてる
- 身体ケアがない
- 精神科で働くと病む
- 精神科は患者が死なない
- 精神科は怖い
✗ 話すのが得意な人が向いてる
○ 話すのが苦手で聞くしかできない人が向いてます。
入院者が本当に望んでいるのは、どちらか考えるとわかります。
- 気持ちを聞いて欲しい
- アドバイスが欲しい
精神科で求められているのは、話すのが苦手な人です。
✗ 身体ケアがない
身体介助が苦手だから、精神科に向いてるかもって思ったら注意です。
なぜなら精神科の8割は一般の看護業務だから。
詳しくは別記事でまとめました。
▶【経験13年】精神科看護師の仕事内容を3分で紹介【向いてるかも解説】
✗ 精神科は病む
13年間で私は病んでません。
なぜなら2つのスキルを精神科で身につけたからです。
- 距離感を適切に保つ対人スキル
- 感情コントールスキル
知識とセルフコントールは臨床現場で身につきますが、
こちらの書籍からも学べます。
✗ 精神科は人が死なない
人の死がイヤだから、精神科で働こうと思ったら注意です。
死が少ない≠死なない
自殺や身体合併症は避けられません。
✗ 精神科は怖い
正しくは「自分の知らないこと」は怖い。
例えば、私はシリンジポンプの操作が怖いです。
なぜならやったことないから。
「精神科の患者さんは怖い」も同じ。疾患の知識をもってないだけ。
2. 精神科看護師に向いてる人とは?

断言します。興味があればそれでOK。立派に働けます。
なぜなら、特別な性格や能力は求められていないからです。
例えば、外交的な性格、話す技術。
必要なのは、看護師として働く動機となる興味・関心。
- 言葉が好き
- 心理、精神、脳科学の本ばかり読んでいる
- うつ病、統合失調症の人になぜか惹かれる
興味があることで、給料もらえるって最高だと思いませんか?
しかし、どれだけ興味があっても、
精神科を控えるべきケースが1つだけあります
- 健康状態が悪い(特に不眠)
「看護師はカラダが資本」は事実。
精神科にも100%当てはまります。
逆に健康で興味がある。
だけど精神科に向いてないって思う理由が、私には思い浮かびません・・・
3. まとめ 『精神科に興味がある』は 実はスゴい

気づいてないかもですが、
「精神科への興味」はあなただけしか持ってません(※)
例えば、私が大学の時、新卒で精神科へ就職したのは123人中私含め2人だけでした。
みんな精神科に興味ないんだ・・・って驚きました。
- 多くの人:精神科に興味ない
- あなただけ:精神科に興味ある
あとは2択ですよね。
- 興味のある精神科へ就職
- 興味のない別な科へ就職
それでも本当に『精神科に興味がある』かわからないとき
これをしているかチェックして下さい。
- 「精神科 看護師 ○○ 」でググってる
自分の興味があることで、給料もらえるって最高かよ!!
ではでは
オッシーでした😌
参考書籍(リンクはAmazon)
「援助者必携 はじめての精神科 第3版」春日武彦著・医学書院(2020)
精神科に興味がある人なら、100%おもしろい。
精神科のプロのコミュニケーション技術も学べます。
「はじめての精神科―援助者必携」春日武彦著・医学書院(2011)
上記の旧版ですが、内容は別物です。
病院のトップの先輩がこっそり愛読していました。
『マーケット感覚を身につけよう—「これから何が売れるのか?」わかる人になる5つの方法』ちきりん・ダイヤモンド社(2015)
(※)の自分の価値(興味)に気づく大切さを学べます。