「英語の時制でちょい疑問・・・
『時・条件を表す副詞節では、未来のことでも現在形にする』ってのはわかったけど、なぜ??」
こんにちはオッシーです。
英語の勉強おつかれさまです。
私も同じ疑問をもっていたので、色々と本を読み漁りました。
ようやく答えを見つけたので、シェアさせてください。
時・条件を表す副詞節では未来でも現在形にする理由

英語講師の関正生先生が出版した
『世界一わかりやすい英文法の授業』を参考・引用します。
答え:昔は『原形』が使われていたけど、
間違えて『現在形』にする人が多くなって、結果的に『現在形』になった。
昔とはシェイクスピア(1564〜1616)の時代。
つまり、昔は現在形ですらなかったということですね。
当時の例文がこちらです。
If love be blind, it best agrees with night.
ロミオとジュリエット シェイクスピア 『世界一わかりやすい英文法の授業 関正生 P.28』
「恋は盲目」というのなら、なおさら夜こそ恋にふさわしい。
be(Isの原形)になってますね。
現代の私たちが読むとあれっ?てなりますけど、
当時の人たちはこれでOKだったってことですね。
なぜ原形が使われていたか?
If「もし〜ならば」、when「(これから)〜するときに」ってのは、まだその動作が起きていない、これからその動作が生まれる、ってことですよね。
世界一わかりやすい英文法の授業 関正生 P.29
まだ生まれていない動作を、動作のいちばん素の状態、つまり『原形』で表したんです。
言葉は時代によって形を変えるっていう好例ですね。
シェイクスピアの例文と解説で私はスッキリしましたが、どうでしょうか?
でも、時制ってそもそもが難しいですよね。
もし時制が使いこなせるようになりたいと思ったら、ぜひこちらの動画を参考にしてみてください。
ネイティブの先生が『時制は4つのパターン』と割り切っています。
20分の長い動画だけど、時制を使いこなせるようになるのでオススメ!!
時・条件を表す副詞節では未来でも現在形にする表現まとめ
受験英語っぽいですが忘備録!!
「時』を表す表現
when(〜するとき)
before(〜する前に)
till [until](〜するまでずっと)
as soon as(〜するとすぐに)
every time(〜するときはいつでも)
whenever(〜するときはいつでも)
while(〜する間)
after(〜する後に)
since(〜からいままで)
by the time(〜するまでには)
the moment(〜するとすぐに)
世界一わかりやすい英文法の授業 関正生 P.234
「条件」を表す表現
if(もし〜なら)
in case (〜するといけないから)
as far as(〜するかぎりは)
unless(〜でないかぎり)
as long as(〜するかぎりは)
once(いったん〜すれば)
世界一わかりやすい英文法の授業 関正生 P.234
注意:『名詞節』では未来のことは未来形を使う
I don’t know when he will come.
(彼がいつ来るかわからない)
I don’t know if he will com.
(彼がくるかどうかわからない)
■参考書籍(リンクはAmazon)
・世界一わかりやすい英文法の授業
・A4一枚英語勉強法 見るだけで英語ペラペラになる